新着情報
 投稿日時: 2018-09-12 (32 ヒット)

平成30年度 (公社)日本技術士会東北本部青森県支部
第4回継続研鑚研修会(現場見学会)のご案内
 
                           主催:公益社団法人 日本技術士会東北本部青森県支部
                           共催:一般社団法人 青森県建設コンサルタント協会
                            共催一般社団法人 青森県測量設計業協会
 
 本支部では、10月26日(金)午後から、青森県環境生活部環境保全課様のご協力の基、一般社団法人青森県建設コンサルタント協会及び一般社団法人青森県測量設計業協会との共催で、継続研鑚研修会(現場見学会)を開催する運びとなりました。
 今回の研修会(現場見学会)は、全国的な話題となった産業廃棄物不法投棄現場の環境再生状況を見学し、廃棄物の適正処理及び環境保全の重要性、環境再生について学ぶことを目的に開催します。
 
CPDポイント:2.0
日 時:平成30年10月26(金) 午後1時00分~3時00分
集合場所:青森県県境廃棄物浸出水処理施設 駐車場
会 費:無料               
定 員:30名 
その他:2つの見学場所は車での移動となりますので、事故には十分気を付けて移動して下さい。また、不法投棄現場は歩きますので、各自雨具、長靴等の準備をお願い致します。
 
   内容・講師
時  間 内  容 講  師
12:30~13:00 受 付  
13:00~14:00 浸出水処理施設の説明
 
青森県環境生活部環境保全課 県境再生対策部ループ
担当者様
14:00~15:00
 
 
不法投棄現場の再生対策状況見学 青森県環境生活部環境保全課 県境再生対策部ループ
担当者様
  
なお、定員(30名)を超えた場合は、申し訳ございませんが参加できませんので、お早めにお申込み下さい。
※ 申込締切りは,平成30年10月12日(金)とします。
 
< 申込先・問い合わせ先 >
(公社)日本技術士会東北本部青森県支部 CPD委員会 嶋本 勝
勤務先:エイト技術(株)調査設計部
メールアドレス:simamoto@eito-eng.co.jp
携帯:080-1850-6748
 

 投稿日時: 2018-08-27 (59 ヒット)
1.はじめに
  平成30年8月に八戸市において、実行委員長八戸工業大学長谷川明学長の下、(公社)日本技術士会東北本部青森県支部も実行委員会に参画し、「1968年十勝沖地震50周年シンポジウム-過去を見つめこれからを考える-」を開催したので、以下に実施結果を報告する。
2.概要
 日時:平成30年8月25日(土)
 場所:八戸プラザホテル
 参加者:116名
特別講演:
 Ⅰ.「十勝沖地震から50年-建物被害はどう変わったのか?」
     講師:八戸工業大学教授 滝田 貢先生
 Ⅱ.「1968年十勝沖地震の地震動強さと将来の地震動」
        講師:弘前大学教授 片岡 俊一先生
 Ⅲ.「降雨時・地震時における地盤の挙動と防災」
     講師:八戸工業高等専門学校准教授 清原 雄康先生
 Ⅳ.「防災教育と防災士について」
     講師:八戸学院大学准教授 井上 丹先生
パネルディスカッション
「過去を見つめてこれからを考える-自助・共助・公助」
     コーディネーター:八戸工業大学准教授 工藤 祐嗣先生
     パネリスト:青森県防災危機管理課課長  豊島 信幸先生
                 八戸工業大学教授 滝田 貢先生
                 弘前大学教授 片岡 俊一先生
                 八戸工業高等専門学校准教授 清原 雄康先生
                 八戸学院大学准教授 井上 丹先生
3.特別講演
Ⅰ. 「十勝沖地震から50年-建物被害はどう変わったのか?」滝田 貢先生
  戦後の八戸市のインフラの変遷、十勝沖地震での青森県内の被害状況、十勝沖地震と三陸はるか沖地震の規模及び被害状況の対比及びRC建物の追跡調査についての紹介があった。将来受ける地震動特性と建物の状況を予測した対応が必用である。
Ⅱ.「1968年十勝沖地震の地震動強さと将来の地震動」片岡 俊一先生
 青森県太平洋沿岸では、おおよそ100年に一度、マグニチュード8クラスの地震が発生しているが、プレートの動きからして自然である。十勝沖地震は、プレート境界の大規模地震であり、同様の地震は将来も起こる可能性があり、今後、発生する可能性は高くなっていく。
Ⅲ.「降雨時・地震時における地盤の挙動と防災」清原 雄康先生
 十勝沖地震は、3日間続いた降雨後に発生し、火山灰質砂(しらす)からなる地盤の被害が多く報告された。しらすのような保水性の高い土では不飽和状態においても液状化に至ることを確認しているが、セメント固化、入念な突固めで液状化抵抗性は向上する。過去の地震時の液状化履歴マップを参考に既往最大地震への備えが必用である。
Ⅳ.「防災教育と防災士について」井上 丹先生
 「地域の人々とのつながり」こそ防災であり、人とのつながりがあるからこそ得られる安心・安全があり、安心、安全な地域だからこそ、住み続けたいと思えることになる。また、地域における防災のリーダーとなる防災士養成講座の紹介等があった。
4.パネルディスカッション
 豊島先生からの「青森県の防災に関する現状と課題について」と題した話題提供では、今後の人口減少社会では公的財政の縮小から、共助力の低下、また、共助の維持にも不安があり、自助に支えられる地域防災の構築が必用である。
 青森県の命と暮らしを守る県民総ぐるみの防災・減災プロジェクトの中では、自助力強化として高校生を対象とした防災講演会の開催や防災教育の実施支援、共助力強化として若い世代の消防団への入団を促す広報活動の実施が挙げられている。
 弘前市では防災マイスター育成講座が開催され、防災マイスターは防災のリーダーとして自主的に協議会を立ち上げて活動していることが紹介された。
 防災について、生活の中で話題にすることが重要であると提言された。
 
                                                                      CPD委員会 嶋本 記
 

 投稿日時: 2018-07-06 (105 ヒット)
       1968年十勝沖地震50周年シンポジウム
       -過去を見つめこれからを考える-
 日本列島は本格的な地震活動期に入ったと言われています。また本年は十勝沖地震から50年目の節目にあたります。この機に,建設分野の立場から今後の防災対策や災害軽減のため,過去を振り返り最近の知見を共有して,防災意識の向上を考えます。
■ 日 時:平成30年8 月25日(土)14:00~17:30
■ 会 場:八戸プラザホテル 2階 桜の間 TEL:0178-44-3121
■ 参加費:無料(定員100名)
■ 主 催:十勝沖地震シンポジウム実行委員会
八戸工業大学,弘前大学,八戸工業高等専門学校,八戸学院大学,青森県,八戸市,(一社)青森県建設業協会,(一社)青森県建築士会,(一社)青森県建設コンサルタント協会,(一社)青森県測量設計業協会,(公社)日本技術士会東北本部青森県支部
■ 主 管:八戸工業大学インフラ・防災技術社会システム研究センター
■ 後 援:(一財)青森県工業技術教育振興会東奥日報社デーリー東北新聞社NHK青森放送局青森放送㈱,
(予定)  ㈱青森テレビ,青森朝日放送㈱,㈱八戸テレビ放送,㈱エフエム青森,コミュニティラジオBeFM

プログラム                                   司会:八戸工業大学 畑中ひとみ
【開会挨拶】 ・十勝沖地震シンポジウム実行委員会 実行委員長 長谷川 明
         (八戸工業大学学長・インフラ・防災技術社会システム研究センター長)
       ・青森県知事 三村 申吾
       ・八戸市長  小林 眞
       (1)「十勝沖地震から50年-建物被害はどう変わったのか?」
          八戸工業大学 教授 滝田 貢
       (2)「1968年十勝沖地震の地震動強さと将来の地震動」
          弘前大学 教授 片岡 俊一
       (3)「降雨時・地震動における地盤の挙動と防災」
          八戸工業高等専門学校 准教授 清原 雄康
         (4)「防災教育と防災士について」
          八戸工業大学地域連携研究センター 准教授 井上 丹
【パネルディスカッション】テーマ「過去を見つめこれからを考える-自助・共助・公助」
16:35~17:25 ・コーディネーター:八戸工業大学 准教授     工藤 祐嗣
       ・パネリスト   :青森県防災危機監理課 課長    
豊島 信幸
                 八戸工業大学 教授            滝田 貢  
                 弘前大学 教授              
片岡 俊一           
                 八戸工業高等専門学校 准教授 
清原 雄康      
                 八戸学院大学地域連携研究センター 准教授 井上 丹
【閉会挨拶】17:25~
交流会:18:00~19:30 八戸プラザホテル 1階プレシャス TEL:0178-44-3121 会費4,000円

問合せ先:八戸工業大学 社会連携学術推進室

TEL:0178-25-8005 FAX:0178-25-1966 E-meil:kaikaku@hi-tech.ac.jo
 

 投稿日時: 2018-07-02 (140 ヒット)
1.はじめに
  平成30年6月に、青森県支部第7回年次大会と併せて継続研鑚研修会を開催したので、研修会の実施結果を報告いたします。
2.研修会の内容
日時:平成30年6月29日(金)
場所:青森市「ウエディングプラザ・アラスカ」
参加者:47名
講演テーマ:
Ⅰ.「産学官」連携による防災工学の実践~来るべき南海トラフ地震に備えて~
  講師:高知大学教授 原 忠氏
Ⅱ.青森県の土木遺産と人材育成について~形態デザインの視点から~
    講師:八戸工業大学教授 阿波 稔氏
3.講演の内容
Ⅰ.「産学官」連携による防災工学の実践
 我が国は全国的に地質が複雑で、点在する活火山・活断層が内陸型地震を誘発し、プレート境界部では周期的に地震、津波が発生する。平野部の軟弱地盤では沈下や地震による液状化の発生に加え、太平洋側の台風災害・豪雨災害、日本海側の豪雪災害、山間地では斜面崩壊が頻発する等、我が国は自然災害大国と言える。
 この様な状況の中で、南海トラフ地震の発生が切迫した状況にあり、その被害予測によると被害は30都府県750市町村におよび、想定死者数約32万3千人、経済被害額は約220兆円と甚大で、高知市内のほとんどが海抜0m地帯であることから高知市中心部は地盤沈降・液状化・津波の複合災害により長期浸水が予測されており、高知県では南海トラフ地震への備えとして、命を守る、命をつなぐ、生活を立ち上げるとした行動計画を策定している。
 高知大学では、理学的視点に基づいた自然現象の解明、工学的視点に基づいた国土環境に関わる様々な防災・減災対策に関する研究・対策案の立案、社会学・医療学からの地震発生後の応急対策や早期復旧・復興を目指したソフト面の研究等、地域の実情を勘案しながら、教育・研究活動の成果を社会に広め、社会全体の防災力を高める取り組みを進めている。具体的には二重鋼矢板を用いた堤防補強、老朽ため池の漏水対策と地震防災対策としてのため池堤への二重鋼矢板圧入工法の適用の検討、丸太を砂質地盤に打設することで半永久的に地盤を密にする丸太打設による液状化対策&カーボンストック工法、津波火災への対応として揺れと津波に耐える新しい燃料タンクの開発、人材育成として産官学連携の合同地震被害調査、産官学住連携の防災訓練学校教職員を対象とした災害訓練の実施と効果の検証等を行っている。
Ⅱ.青森県の土木遺産と人材育成について
 土木学会選奨土木遺産は、平成12年に「土木学会選奨土木遺産」制度が創設され、事業が開始されて、土木遺産の文化的価値の評価、社会への理解等、社会へのアピール、先輩技術者の仕事への敬意、将来の文化財創出への認識と責任の自覚等の喚起とする土木技術者へのアピール、地域の自然や歴史・文化を中心とした地域遺産の核となるものであるとの認識の喚起によるまちづくりへの活用、貴重な土木遺産の保護、失われるおそれのある土木遺産の救済を目的とし、土木学会のホームページに「日本の近代土木遺産-現存する重要な土木構造物2800選-」として紹介されている。
 岩手県・青森県では、江戸時代に整備された奥州街道の一里塚群が選奨土木遺産として残されているが、近代的な道路整備に伴い、日本各地の一里塚が減失し、あるいは無関心のため損壊の危機にさらされている状況にある。
 青森県内では、三本木原開拓施設群として稲生川第1穴堰、第3穴堰及び十和田市中心市街地、尻屋崎灯台、大湊第一水源地堰堤・調整池、野辺地防雪林、大間鉄道の遺構群、十三湖水戸口突堤があるが、十和田市中心市街地の都市を碁盤の目状のグリッドに配置する計画思想は、京都から三本木へ、そして札幌へとながれ、東北・北海道の近代化に貢献した事例である。
 時代・社会・環境・地域により、土木の役割・価値(ものさし)は変化しているが、土木遺産を地域資産として捉え・活用するとともに、固有の価値を尊重していかなければならない。
 
                                      CPD委員会 嶋本 記
 

 投稿日時: 2018-05-18 (196 ヒット)
1.はじめに
  今回の研修は、土構造物の維持とふとん籠について専門家に解説していただき、当地域の関連技術者の実務の参考になることを目的としたテーマとした。
2.講習会の内容
日時:平成30年5月11日(金)
場所:八戸工業大学・土木棟3F C310教室
参加者:83名
講演テーマ:
Ⅰ.高速道路の土構造物維持について
((株)ネクスコ・エンジニアリング東北 道路技術部 土工・トンネル課 澤野幸輝氏)
Ⅱ.古くて新しいふとん籠
(日本大学工学部准教授 仙頭 紀明氏)
Ⅰ.高速道路の土構造物維持について
軟弱地盤に高速道路盛土を行う際の問題点は建設段階と維持管理段階の2段階に区分できる。
 建設段階では盛土の破壊に対する安定性、過大な沈下及び周辺地盤の変形等に対し安全に建設できるかどうか、維持管理段階では継続する沈下、不動沈下及び砂質地盤では地震時の液状化等に対し平坦性を維持できるかである。
 主な軟弱地盤対策工は、すべり抵抗の増加対策工と残留沈下量の抑制対策工があり、一般にはこれらを複合して対策するが、この組み合わせが悪かったため、現時点においても変状が断続的に発生している盛土の事例について紹介していただいた。
 また、アンカー施工した切土のり面の維持管理について、日常的な目視点検の重要性やグラウンドアンカー施工でのメンテナンスの必要性についてご講演をいただいた。
Ⅱ.古くて新しいふとん籠
 ふとん籠は、もともと竹や柳を編んで作った円筒状のかごに石を詰めた蛇籠として紀元前三世紀頃の中国四川省都江堰の築造に使われた。西暦400年から600年頃、日本に伝来され、江戸時代には河川改修や災害復旧工事で多用され、現在では亜鉛メッキ鉄線等により耐久性と生産性が飛躍的に向上している。
 2008年の岩手・宮城内陸地震では宮城県栗原市の重力式擁壁の設置による谷埋め盛土の崩落があったが、2011年の東北地方太平洋沖地震では、地震動への追随性、盛土地下水の排水効果を期待してふとん籠を設置した盛土箇所は無被害であった。
 このことから、ふとん籠を施工した盛土内部の地下水位を測定し、降雨変動と地下水位の関係を明らかにすること、及び数値解析を行い、現場計測データと比較することでふとん籠による排水効果を評価した結果、ふとん籠設置による地下水位抑制効果が確認でき、特に、ふとん籠近傍の水位が抑制されていることが、安定性の向上に寄与したものと考えられるとしている。
 ふとん籠の補強土壁への利用の可能性についてジオテキスタイルを併用した研究の結果、ふとん籠タイプは鋼製枠タイプに比べて、極限荷重及び降伏変位、降伏荷重ともに1.3倍あり、安定性及び変形抑制に優れていることがわかった。
 また、大地震におけるふとん籠補強土壁の挙動について、2次元永久磁石地震波振動台による、入力地震波神戸波TypeⅡ-1-1では、壁面及び背後地盤が一体となって挙動し、沈下及び水平変位の抑制効果が確認された。また、ふとん籠の壁面からの抜け出しは見られなかったが、下段から中段のふとん籠が圧縮変形することで、壁面はくの字の様に前傾し、壁面変形に伴い背後地盤の沈下が見られたとしている。
 今後の課題として、中国横断自動車道時重トンネル付近に施工された実物ふとん籠補強土壁の測定、観察及び模型実験によるふとん籠の排水性を加味した検討を進めるとしている。
                                    CPD委員会 嶋本勝 記
 

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