(公社)日本技術士会東北本部青森県支部のホームページです 

NEWS

ニュース

キャンドル制作ワークショップ
青森大学SDGs研究センター主催

青森大学 SDGs研究センターより下記のご案内をいただきました。当支部の今年度のテーマは「SDGs」でございますのでご興味のある方は是非ご参加下さい。
 

開催場所/青森大学3号館2階教室
開催日/2021年10月2日(土)

 
平素は青森大学付属総合研究所SDGs研究センターの諸活動に多大なご協力を賜り深く感謝申し上げます。
さて「火の文明学 シリーズ勉強会」の第4回目の企画をご案内いたします。
明かりがあまりに多様で便利になった今日、ロウソクを灯すという行為には特別な意味がある。
 
持ち運びの手軽さと安定した輝き、裸の炎であるが故のはかなさ・・
これらがロウソクの輝きに深遠さをもたらし、古今東西の人々の祈りや内省と結びついてきた。ホントルストの「晩餐会」や高島野十郎の「蝋燭」などの作品に注目が集まり続ける由縁はここにあるのでしょう。
 
第4回目は、これまでの講義形式と異なり、
青森内外で高い支持を受けているキャンドルアーティスト
安田 真子氏(「YOAKEnoAKARI」代表)を講師にお迎えして、
キャンドル制作ワークショップ(所要時間 約1.5時間)を大学キャンパスで行います。夜はキャンドルに火を灯し、焚き火の前で安田さんとのトークセッションを行います。 
 
【講師】キャンドルアーティスト 安田真子氏(YOAKEnoAKARI 代表)
 関連サイト https://shop.yoakenoakari.jp/
【日時】10月2日(土)  申込〆切 9月29日 (水)
①9:00~ ボタニカルキャンドル制作ワークショップ(所要時間 約1.5時間)
②11:00∼ ボタニカルキャンドル制作ワークショップ(所要時間 約1.5時間)
17:00 ボタニカルキャンドルお返し(一時保管し、後日お渡しすることも可能です)
18:00∼ キャンドルを灯す。焚き火の前で安田さんとディスカッション(任意参加)
【参加費】1,000円(中学生以下は保護者同伴)
【会場】青森大学3号館2階教室(詳細は申込後ご連絡いたします)
【持ち物】軍手・エプロン・汚れてもいい服装
【申込方法】以下のリンクにアクセスの上、必要事項を入力してください(先着順 各回15名限定)
【COVID-19感染拡大防止対策】
今般の青森県内外における状況を踏まえて、当日の検温や手指消毒、マスク着用を含めた諸対応をいたしますが、直近の状況によりやむを得なく中止する場合があること、ご承知おきの程よろしくお願い申し上げます。


【今後の予定】
第5回(10/29)「在来作物保全、焼畑、火と食」
講師:農学者、在来品種専門家 江頭 宏昌 氏 (山形大学農学部教授、山形在来作物研究会)
 
第6回(11/19)「脱炭素時代のバイオマスの位置づけ」(仮)
講師:泊 みゆき氏(NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク)
 
【問合せ先】
藤 公晴 Ph.D
Kimiharu TO
==================
青森大学 社会学部 教授(兼)
SDGs研究センター センター長、学長補佐
〒030-0943 青森市幸畑2−3−1
Tel: 017-738-2001 Fax: 017-738-0143
==================
 


【本シリーズ勉強会について】
わたしたち人間は永く「火」とともに発展、進化を遂げてきましたが、
この100年ほどの間、石炭、石油、原子力などのエネルギー源を用いながら、
集中型エネルギーシステムによる周到な電化、言い換える火の周辺化を図りながら、利便性や豊かさ、情報化を通した人口の都市化を進めてきました。
その一方、エネルギー消費量の増大や大量廃棄、人口増加、電力の供給地域と消費地域の諸格差といった社会課題だけでなく、私たちの暮らしにおける火とのかかわりや理解、教育的な位置づけが希薄になっています。現代の風潮として「火」はエネルギー問題の一つとして捉えられがちですが、教育的効果、森林資源のイノベーション、中山間地域の雇用や文化継承という側面、食の側面、人々の集いや信仰のシンボルなどの意義があり、火の文化的な価値や教育的な位置づけについて、より能動的に考え話し合う姿勢が求められています。青森大学付属総合研究所SDGs研究センターは、今年度以上のような脱炭素社会に向けた時代の潮流における光と影を踏まえながら「火」の文化的位置づけに着目し「暮らし」や「地域社会」「教育の方向性」について、ゲスト講師を迎えながら広く考える機会を設けます。この勉強会は青森学術文化振興財団助成「SDGs時代の地方創生における高等教育機関の役割に関する調査研究③」と青森県環境政策課委託「令和3年度 大学によるSDGsの考え方等を取り入れた環境人財育成事業」の一部を活用して実施します。


【会場への道順】
青森大学3号館 622教室へは次の道順でお願いいたします。
本学の南側(マックスバリュー側)の南門から大学敷地に入り、
駐車場をまっすぐ奥に150m程進み、中庭の奥に見える3号館(2階建)に向かってください。
(地図はこちら)