支部長挨拶
ごあいさつ
去る2024(R6)年6月22日に「公益社団法人 日本技術士会 東北本部 青森県支部 第13回年次大会」が開催され、今年度の活動が本格的になるに当たり、一言あいさつを申しあげます。
会員・会友各位並びに県支部活動に対して日頃からご支援ご協力を賜っている青森県、連携協定締結の八戸工業大学、またSDGsを契機に新湯再生プロシェクトの活動を通してお付き合いを頂いている青森大学を始めとして、関係機関の皆様には今年度もよろしくお願いいたします。
「技術士」は技術士法(1957(S32)年)に基づく国家資格であり、エンジニアとして最高の資格と言われていますが、県内で技術士が集ったのは1978(S53)年「青森県技術士協会」創設からで、当時の有資格者は12名でした。その後2003(H15)年に社団法人日本技術士会との組織統一によって「東北支部青森県技術士会」となり、更に2011(H23)年には公益社団法人日本技術士会へ移行したことによって我々青森県組織も「公益社団法人日本技術士会東北本部青森県支部」と改称し、全国組織の一員となり今日に至っています。
今年は県内技術士組織創設から47年目であり県支部正会員は153名(2024/6現在)となっていて12名の頃とは隔世の感を覚えますが、今後も更なる会員拡充を図ると共に、広い技術部門にわたる専門的知識を結集して、応用能力を必要とする事項についての計画・設計・分析・評価などの業務遂行や、会員・会友並びに行政・教育・研究等機関との連携強化を推し進めるための活動を展開していきたいと考えています。
さて私共青森県支部では三年前から活動キーワードを掲げて参りました。初めてのキーワードでありました「SDGs」をきっかけにして生まれた諸団体とのお付き合いはこれからも継続させていただくものとして、今年度からのキーワードは「安全文化」とすることで、今年四月に県支部役員会で決定しております。昨年五月に「日本技術士会 東北本部 設立50周年 記念式典」で「東北本部10年ビジョン」が発表され、東北の技術士会が実現すべき未来像としての「10年後の姿であるビジョン」が示されました。それには四つのテーマが掲げられており、①会員サービスの向上、②他団体との連携強化、③技術士の知名度向上、④安全文化の浸透と恒常化、となっています。
私共は、四つ目のテーマから、キーワードとして「安全文化」を選定いたしました。東北本部の「安全文化」は、2011年の大震災からの経験・教訓によるものと聞いていますが、青森県支部においても、「安全で安心して暮らすことができる社会」が「恒常的に意識」され、そして「実践されている社会」であるように、少しでも、我々技術士・技術屋がそれぞれの専門性の中で寄与出来ればと考えているところです。
最後になりましたが、会員・会友の皆様並びに関係機関の皆様方のご活躍・ご発展を願い、あわせてこれからの青森県支部の活動に対しまして、今後ともご理解・ご協力そしてご支援を賜りますようお願い申し上げまして、挨拶といたします。
支部会員数
2023年11月時点
技術士 | 129名 |
---|---|
技術士補・修習技術者 | 23名 |
合計 | 152名 |
部門ごとの人数内訳(支部正会員の技術士のみ) | |||
機械 | 船舶・海洋 | 航空・宇宙 | 電気電子 |
4 | 0 | 0 | 4 |
化学 | 繊維 | 金属 | 資源工学 |
0 | 0 | 1 | 0 |
建設 | 上下水道 | 衛生工学 | 農業 |
61 | 10 | 0 | 25 |
森林 | 水産 | 経営工学 | 情報工学 |
11 | 5 | 0 | 0 |
応用理学 | 生物工学 | 環境 | 原子力・放射線 |
7 | 1 | 3 | 10 |
総合技術監理42
- 会友(会誌購読者)技術士53名、技術士補7名、その他1名
支部委員会の名称と活動・業務内容
名 称 | 主な活動・業務内容 |
総務委員会 | ①「東北本部政策事業委員会」への出席、報告 ②年次大会の企画、準備、実施に関する事項 ③役員会の企画、準備、実施に関する事項 ④青森県支部の組織運営に関する事項 ⑤日本技術士会会長賞等、表彰に関する事項 |
企画委員会 | ①青森県支部の運営の活性化に係わるさまざまな企画・立案 ②関係団体との共同事業の企画・立案・協議調整 ③依頼業務の管理 |
CPD委員会 | 青森県に在住する全ての技術士のCPD活動を支援すると共にCPD活動の啓蒙、普及 ①CPD活動の企画、運営 ②CPD実施、結果の管理 ③東北本部CPD委員会との調整 ④東北本部倫理研究会への出席、対応 |
広報委員会 | ①本部広報委員会との連絡、調整 ②会員への情報提供 ③会員相互の情報交換 ④外部に対する技術士制度や技術士活動の認知度向上 ⑤青森県支部ホームページの運用(維持管理)に関わる事項 |
事務局 | ①統括本部及び東北本部並びに県内外関係機関など、外部との連絡窓口 ②会運営の資金及び出納の管理 |
支部役員
任期/令和6~7年度
役職 | 氏名 | 勤務先 | 部門 |
支部長(東北本部幹事/副本部長兼務) | 八木澤聡 | 東信技術(株) | 建設 |
副支部長(企画委員会委員長) | 乗田聖子 | (有)環境衛生研究所 | 環境 |
副支部長(総務委員会委員長) | 相田喜一郎 | (株)出雲 | 建設、総監 |
会計監事(企画委員会副委員長) | 高山幸克 | 齋勝建設(株) | 建設、総監 |
会計監事 | 淵沢智秀 | ネクストワン | 建設、総監 |
幹事(CPD委員会委員長) | 工藤浩一 | (株)エステープラン | 建設 |
幹事(CPD委員会副委員長) | 田鎖 隆 | 八戸市 都市整備部 | 建設、総監 |
幹事 (CPD委員会委員) | 鈴木将文 | 青森県 危機管理局 | 原子力・放射線 |
幹事(総務委員会副委員長) | 三上賢司 | (株)測地コンサルシステム | 農業 |
幹事(総務委員会委員) | 山口勇二 | (株)タケエイ | 機械、総監 |
幹事(企画委員会委員兼事務局次長) | 齊藤貴史 | (株)測地コンサルシステム | 上下水道、建設 |
幹事(広報委員会委員長) | 芳賀光幸 | (株)大和コンサルタント | 建設、農業、総監 |
幹事(広報委員会副委員長) | 工藤賀津夫 | ハートエンジニアオフィス(株) | 建設 |
幹事(広報委員会委員) | 田村 巧 | 合同酒精(株) | 生物工学、総監 |
委嘱委員(CPD委員会委員) | 音道 薫 | 上北建設(株) | 建設 |
委嘱委員(CPD委員会委員) | 松橋利明 | (株)センク21、(株)青洋建設 | 水産、農業、建設、総監 |
委嘱委員(総務委員会委員) | 羽賀克順 | 弘前市 都市整備部 | 建設 |
委嘱委員(企画委員会委員) | 齊藤真吾 | 青森県 県土整備部 | 建設 |
委嘱委員(企画委員会委員) | 蛯名芳徳 | (有)下北測量 | 農業 |
委嘱委員(広報委員会委員) | 大谷地 久 | 松原技術士事務所 | 水産 |
委嘱委員(広報委員会委員) | 工藤亜希 | (株)環境工学 | 環境 |
事務局長 | 佐藤敏彦 | (一社)青森県測量設計コンサルタント協会 |
青森県支部規則
沿革
1978.01 | 青森県技術士協会設立 技術士12名 |
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1984.11 | 青森県技術士協議会に名称変更 技術士15名 |
1991.02 | 青森県技術士協会に名称変更 |
1992.01 | 技術士のしおり(※現会誌)初刊発刊 |
2003.06 | 公益社団法人 日本技術士会 東北本部青森県支部設立にともない、青森県技術士協会を解散 |